そんなところに入り口が

最近息子がピアノ(iPadのアプリ)で
スターウォーズのテーマを弾いているのを耳にしました。

僕自身はスターウォーズに詳しくないのですが
息子はたまに映画やアニメを見たりと興味があるみたいです。
(戦闘シーンばっか見てるので内容は全く理解してないと思われます)

今までなんとなくピアノを習わせたくて
勧めてみたものの全く興味を示さなかった息子が
自ら耳コピしてすこしずつ覚えようとするなんて…
スターウォーズすごいな!!って思うと同時に
興味の入り口って予想外のところに
いっぱいあるんだろうなと改めて思いました。

今後も何か困ったらスターウォーズに絡めて
さりげなく教えていこうと思います。

大池でした。

 

【 ナイスなピアノMV 1 】 歌はもちろん映像もキレイで引き込まれます。

 

【 ナイスなピアノMV 2 】 昔の教育テレビに出てきそうな着ぐるみがナイスです。

 

【 ナイスなピアノMV 3 】 カバーですがこっちの方が個人的には好きです。

 

 

 

 

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がおぉぉぉぉ〜!!!

先日あるサイトで「好きな書体ランキング」が発表さました。
書体ランキングは多々あるのですが今回ご紹介するのは
今時のおしゃれなデザイナー?達が選んだ書体。

不動のHelveticaやFuturaが上位ですが
はやりの小洒落たFONTが選ばれています。
「こぶりなゴシック」という最近私のお気に入り書体も10位にランキング!
(私もおしゃれなデザイナーの仲間入りか???)

書体といえば高速や駅名標の書体いいですよね。
かわいい。味があります。

↓ ↓ 高速標識に使用されている「公団ゴシック」
残念ながらどんどん新しい書体へ移行していていつかなくなります。 。 

↓ 左が公団ゴシック 右が新ゴPro

駅名標に使用されていた
↓ 国鉄フォント」
 

駅名標といえば
京急が本線黄金町~浦賀間開業88周年を記念して、
浦賀の駅名標が
当時の雰囲気をイメージした木目調のデザインに変わりました!
※他に黄金町駅と逗子線金沢八景~新逗子間の新逗子駅も
これ↓渋い

夜はライトアップされ、木目なのに光ってます。

まぬけ感がいい。
書体も暑苦しくていい。

京急といえば
「リラックマ&京急 一緒にごゆるりお祝いキャンペーン」を実施中!
久里浜・上大岡、大鳥居駅が駅名変更?リラックマ使用に!

京急リラッ久里浜 → 京急リラックリハマ 

大キイロイ鳥居 → キイロイトリ居(黄色い鳥)

上がお大岡 → がおおおお
がおぉぉぉぉ〜!!!

がおがおって・・・ゆるいなぁ💦
右のチャイロイコグマ(本名)、キバでてますよ。キバが。

おもしろいよ。京急。

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よっしゃいくぞ

ライブやコンサートには欠かせないペンライト。

昔はペン先がちょっと光るようなものでしたが、ポキポキして中の液体を光らせるルミカライト(使い捨て)などを経て最近は電池式で光量の強いスティックライトが主流

かつて私がアイドルの現場に馳せ参じていた頃に主流だったものは単色タイプでしたが、ボタンを押すとカラーチェンジ出来るので数ある推し色(※1)にも即対応できるという、なんつうかこう、スグレモノに進化しています。

※推し色…メンバー毎のイメージカラーが決められていることがあり、コンサートなどでは曲ごとにカラーチェンジをしなければいけない場面が多い。因みに秋葉原48はチームカラーだけだが、他グループは複雑で各メンバーそれぞれ2色使いをしなければいけない場合もある=自ずと総員2本以上スティックライトを装備することとなる。難しい。覚えられない。

プラスチック製であるため形状も多岐に渡りJやK等はめちゃくちゃ凝ったグッズを作ったりしていましすが、私が応援している人は卒業コンサート記念に当人の代表曲中で振り回すライトセーバーを模したアイテムが発売されました。ライトセーバーを振り回す曲って何、というところから突っ込みどころがありますがカッケー剣みたいで自分の中の小学生男子が疼きとりあえず嬉しかったです。余談でした。

※大人の男女の恋愛を歌っているはずなのに見えない敵と戦う殺陣まである謎ソング。代表曲。

で。そういうものを用いる場からちょっと離れていたのですが、先日バースデーライブなるものに参加しましたら全プレアイテムとしてスティックライトを授かりました(ライブチケット代に含まれている)。新しいものは久しぶりです。

なんかボタンが増えてるね…?
真ん中の四角いボタンを長押しすると点灯。これはわかる。

えっ… 左右の矢印キーを押すと変えたい色が先に確認できる仕組みになってる…!?
えっえっ…行き過ぎても軽い力で戻せるやつ…?!

じゃあこの色にしたいな…と真ん中の四角いボタンを押すと…

すげーーーー!!!!

進化してるーーーー!!!!

なんか感動した。十何色にも変えられるのでやり方によっては本当に使う色だけ記憶させておけるらしい。進化がエグい。近いうちにUSB充電式が主流になったりするんでしょうね。

昔は色ごとに何本も用意して現場に参加したのが今やこんなにコンパクト。それでも沢山指の股に挟んでハッスルしたい人はいるだろうし、何本も持ち続けることになるんだろうなと改めて思いました。因みに何本も指の股に挟むことをウルヴァリンとかバルログと言います。その際にこんな便利なアイテムまで!となりにいたら邪魔そう!

私は普通のライブでは木魚アクションするより手拍子とかをしたいです。

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1階がザワザワ…

我が社が入居しているビルの1階に明日11日(水)に
「神保町ブックセンター」なるものがオープンになるので、
その前日の内覧会がプレスや関係者を集めて行われているらしく
1階やエレベータの人々の出入りが頻繁でザワザワしている。

 

 

 

 

入口では運営スタッフがチラシを配って案内をしている。
壁面のレトロ感ある小窓には歴代の“広辞苑”が鎮座してる。
昼間は社内のラジオからナビゲータの紹介宣伝トークが流れていた。

 

 

 

 

書店にカフェ機能がプラスされただけでなく、他階層にはラウンジや
貸オフィス、貸会議室…といった神保町らしからぬ、複合的な施設の
誕生で[集うスペース][おしゃれ感][蔦屋風]といった印象だ。

 

 

 

 

ちゃっかり、レセプションに潜入して升酒の振る舞いとエライ人の
お話しを聞く。大家である岩波書店さんの期待感、町やホテルの
開発・設計・運営をしているUDSさんの上層部やスタッフの方々の
一生懸命さを体感してしまい、テナントの一員として“ワクワク感”と
“羨望の眼差し”が入り乱れて少し複雑な気持ちなった。

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走るの大好き!

富士山頂を目指すなら
ロードワークも取り入れた方がよいかなと
チョロチョロ走り始めたのが昨年の6月くらい。

はじめはキツかったなぁ。
ずっと走り続けるって
こんなに大変なことだったんだなと。

 

でも頑張りましたよ~
やり遂げたら絶対に富士山に登りきれる!って、
根拠のない自信と共に。

 

真夏の炎天下、もうぐちゃぐちゃになりながらも
(※よい子はマネしないでください!)
初めて10㎞地点にたどり着いた時は
本当に感動しました。

 

 

 

 

なんだろう、この達成感・爽快感!
走るのって、なんかいいかも。

そして
調子に乗ってエントリーしたのが
青梅マラソン10㎞の部

 

 

 

 

完走するとメダルがもらえるなんて!
すごく嬉しい~

 

シューズも頑張ってくれました。

 

 

脳科学的にみたとき、ランニング中というのは
情報の整理&感情の整理ができるそうです。
素晴らしい!

マイペースで気軽にできて、心も身体も元気になれる。
~今のところ、走るのをやめる理由ば思い当たりません。

DSC_0141

 

ちなみに、
青梅のあとに出た皇居マラソン20㎞の部では
目標タイムの2時間を切ることができました。
約束通りS條さんには「高級!焼肉」を
ごちそうになる予定です。

 

 

さてさて、
次の私のワクワク☆ドキドキは
どこに向かっていくのでしょう~

まつはし

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絵心

どこのクラスにもいた、絵が上手い人。
サラサラ~っと、どんな絵も器用に描ける人、憧れます。

一方、大人になっても絵心ゼロな人。

あまりにも下手なら、逆に面白かったり、味があって良い気もしますが、
私は笑いも起きないであろう、中途半端な下手さ。

絵が上手いのは、生まれ持った才能だよね…
と思っていましたが、とある研究で絵が上手な人と下手な人では
「視覚能力」に明らかな違いがあることが分かったそうで。

絵が上手な人は
・先入観にとらわれずに目で見たものを認識する能力が高い。
・対象物から捉えた情報を瞬時に記憶する能力も高い。
・たとえ目で見えてはいても、対象物を取り囲む不要な情報にはとらわれず、
必要な情報には細部にまで集中する能力を持っている。

「視覚能力は意識して訓練を重ねることで習得できるものなので、視覚能力を鍛えれば誰にだって絵が得意になる可能性はあるのです」「絵が下手な人は、ありのままに見るところから始めよう」とのこと。

分かるような分からないような。
でも、そう簡単にはいかないよね。。

 

そんな、絵心ある人に憧れる私、

仕事中のちょっとしたメモに描かれている味のある絵も大切に取っておいたりしています。


 

 

 

 

 

最近の楽しみは、バリスタ☕ 後ろの小さなホワイトボード。

最初は坊主の裸の坊やがぽつんと座っていたのですが、
いつの間にかレトロな水着を着て、海辺に座っている子に変わっていました


 

 

 

 

初めから撮影しておけば良かった~と後悔していると

次の作品が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

さすが ✨

もうこれ以上は広がらないねってことで

次の作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何人参加しているのでしょう。明らかに参加人数増えてきてます。

これは誰が描いたのかな と想像するのも面白い

 

そして、ついさっき新たなお題が

 

 

 

 

なぜか、何のコメントも書いていないと、真っ白のままのホワイトボード。

もういい加減 皆、トースターの存在知ってるよ! と思いながらも、
また新たな作品を期待して、消すことが出来ない小橋でした。

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train-train

4月ですね。

 

最近、朝の電車では慣れないスーツと、

慣れない電車にとまどう「THE 新入社員」を最近見かけます。

自分もそんな時代があったなあと懐かしい気持ちになります。

 

上京したばかりの頃は、東京の電車という未知の世界にびっくりの連続でした。

間違えて快速に乗ってしまったり、乗り換えでしくじったり、

出口か多すぎてどっちに行けばいいやら、駅の中をさまよったりと目的地に辿り着けず少し大変でした。

 

地方から上京してきた人がきっと感じる、東京の電車にまつわる個人的プチびっくりを書こうと思います。

 

① 電車がすぐ来る!(私の地元では通常1時間に1本)

 

② でも満員!! ちょいちょいはさまる人も。

 

③ 1駅の間隔が短い!!(私の地元では1区間6~7分くらい)

 

④ 準急、急行、特急、快速って何!?

  同じ駅でも停車したりしなかったり、沿線によって言い方が異なりトリッキー

 

⑤ 駅構内の乗り場までが遠い、地上までが遠い!!

大江戸線の六本木駅は深い!! 副都心線もなかなかです。

路線も多く出口の多い池袋駅はいまだにマスターできません。。

なぜ、東口に西武、西口に東武があるのか!?

 

小さなしくじりをたくさん重ねた身としては、上京組の若者にエールを送りたいと思います。

※ただ、寝過ごしだけは要注意です。

 

 

 

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早い早いサクラ

 

早いねぇ早いねぇ、どーしよう…今年はサクラの開花が

ことのほか早すぎてどこもかしこも大騒ぎ。

実際1週間早かった。桜まつりは葉桜まつりに変更。

バスツアーは完全に空振り…トホホ。

 

見逃してはならじと、3月27日(火)昼休み

会社近くの千鳥ヶ淵をささっと散策。平日でもすご~い人!

これでよしとしようと思ったのだが

正月頃からトレッキング仲間で

お花見ウォーキングの企画が立っており

葉桜やむなしと4月3日(火)決行。参加者9名。

 

今回は山を歩くのではなく街を歩く。

 

JR京葉線新習志野駅集合。

海浜幕張駅となりの地味な駅。ここで桜?

駅間には巨大なイオンモールや

巨大な東京インテリア、巨大な島忠ホームズなどが並ぶ。

クルマだらけ。歩いている人は皆無。

こんなバスも走ってるニュータウンに

さくらの名所が?…あったのだ。

 

パナソニックが、保有する敷地の活用を安藤忠雄に依頼し

安藤忠雄は505本のソメイヨシノを植えた。それだけ。

名前は「さくら広場」。余裕の無料。

管理された公園で、チューリップなどの花々の植栽も。

満開は過ぎていたがまだまだ!

残念ながら飲食禁止だが、こーいうのもアリだなぁ。

こんどは満開の時期をねらって来てみよう。

さてつぎは、ここから路線バスで千葉市の花見川へ。

土地勘ないままついていき、花見川市役所から花島公園まで

花見川沿いに1時間半ほどウォーキング。

1kmくらい続く桜のトンネルはすごい迫力。

桜吹雪を堪能しながらにこにこブラ散歩。

なぜか満開時でもあまり混まないらしい。首都圏の穴場?

13:30目的地の花島観音到着。

参拝して花島公園で遅めのランチ。

週末開催の桜まつり会場はどこかさみしい。

みなさんさらっとアルコールを用意していて、ミニ宴会。

帰りは検見川団地からバスでJR総武線新検見川駅へ。

千葉駅まで戻って夕食のお惣菜を買い

のんびり高速バスで帰宅したイナゲでした。

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1日3往復 富士登山

これまで一度も富士山に登ったことがない山梨県民の遠藤です。

40代に突入し心身ともに気持ちを入れ替えるべく

今まで一度もチャレンジしたことがない富士登山へ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オー!フジヅーカ!

 

 

よく読むと…

実際に富士山に登拝することの出来なかった人たちも、

この富士塚を参拝すれば富士山に登ったと同じ霊験がある…

 

 

人目を気にしながら3回ほど頂上へアタック。

 

 

 

で下山中に

ん!? よく見ると…

あれこのマークは武田菱?

ってことはやっぱり富士山は甲斐の国(山梨県)の…

 

でも富士山はみんなのもの。

気持ちもおおらかに40代をスタート!

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春の豚

花見の季節もそろそろ終わりですね。
外を歩くにも厚手のアウターが要らなくなって
散歩も軽やかで気持ちが良いものです。

散歩で小腹が空いた時には

チャーシューメンなんぞありですね!

 

 

 

【131杯目】蒙古タンメン中本(上板橋)

辛いラーメン代表格である中本の上板橋本店へと行ってみた。
恥ずかしながら中本はカップラーメンしか食べたことがなく、期待に胸が膨らむ。
最も辛いと言われる「北極ラーメン」は恐れ多く、一番人気の「蒙古タンメン」を注文。
入ったタイミングがよく、後からずらりと列が並ぶ。やはり人気はすごい。
席で待つことわずか1分で着丼。本当にタイミングが良い。
実際に食してみると、まず一番驚いたのがカップラーメンの再現性である。
味噌の芳醇な香り、独特な食感の麺、辛さの中の野菜の甘み。
カップラーメンでそれらを経験済みだったので大きな感動はなかったが実物は旨い。
眼鏡を湯気で曇らせながらガツガツすすっていくと、辛みで舌が痛くなってくる。
だが、美味い範囲内での辛さなので絶妙。北極にしなくてよかった。
鼻をズルズル鳴らしながら最後の具の残りまで楽しめた。

 

 

 

【132杯目】蓮爾(桜新町)

月の変化というのは、人間の本能を露わにさせるのかもしれない。
35年ぶりのスーパーブルーブラッドムーンが観測された日に、無性に本能に一番近いラーメンを食べたくなったので、ご存知「蓮爾」へと足を運んだ。
夜だとあまり並ばない二郎インスパイアの名店が近所にあるのはありがたいことだ。
いつもは麺をやわめで注文するが、この日はすっかり忘れてしまい硬めで提供。
スープはファーストインパクトで本能が美味いと叫ぶ良い出来。
野菜は程よいクタクタ加減で非常に食べやすくて好感が持てる。
だが麺が全体的に硬く、芯が残っているところもチラホラ。
ラーメン界トップクラスの太さを誇る麺の生煮えはなかなかキツイものがある。
チャーシューも部位がよくなかったのか、硬くパサパサ。そしてべらぼうにしょっぱい。
そして最後スープの底に沈むキャベツの芯だと思って噛んだものが、
誤って入ったと思われる生ニンニク1欠けだったので、辛味と臭みで悶絶。
いつもの美味さを知っているだけちょっと残念ではあった。

 

 

 

【133杯目】らーめん 高はし(三軒茶屋)

今年初めの思いがけない感動的な出会いから、足しげもなく通い今やすっかり虜に。
相変わらず店主の口の聞き方には若干の不快感があるが、味がよければ無問題。
いつもこの店は店主一人のワンオペである。バイトは雇わないのだろうか。
注文して7分ほどで着丼。スープをすする。いつ来てもとてつもなく絶品だ。
マイルドさ、醤油のキレ、家系独特の獣感、みずみずしいネギの爽やかさ。
色々な家系店のスープを飲んだが、ここまでバランスのとれたスープはそうそうない。
太ちぢれ麺もモチモチでスープとの相性は最高と言わざるを得ない。
何もトッピングしなくても十分美味いのだが、癖でニンニクと豆板醤を投入。
いややはり最高。こりゃ米も進みますわ。ヒタヒタ海苔を巻いて極楽。
塩ラーメンや味噌ラーメンもあるが、あまり欲張らず家系に専念してほしい。
今はまだそこまで注目されていない店だが、人気に火がつくのは時間の問題に思える。

 

 

 

【134杯目】ほうとう不動(河口湖)

ほうとうの店はラーメン店と比べて閉店時間が早い。この店は夜20時だ。
滑り込みで入店するもほうとう以外は不可とのこと。いなり寿司が食べたかった。
今回お邪魔したのは東恋路店。かまくらのようなドーム状の変わった外装だ。
待つこと10分ほどでもうもうと湯気を立ち込めさせながらほうとうは運ばれてきた。
一人一つの鍋でいただく贅沢感が格別。早速スープからいただきます。
優しい味噌の風味にたっぷりと野菜の旨味が染み、寒さで凍えた体も温まる。
ずっしりと噛み応えのあるきしめんをハフハフすする幸せ。冬の醍醐味だ。
たっぷり入った白菜、人参も最高だが、柔らかく煮えたかぼちゃの甘さたるや。
よく染みた油揚げも最高である。雑多に入った具がちゃんと個性を持っている。
胡麻が入った七味をかけるとスープもより主張して風味豊かに。
一切エアコンのない店でも汗をかくほど温まる冬に食べたい至高の一杯だ。

 

 

 

【135杯目】希望軒(新宿三丁目)

新宿末廣亭へ寄席を見に行ったついでに寄った店。
「ホープ軒」は聞いたことがあるのだが「希望軒」は初耳。
ブラックラーメンなるものが有名らしい。富山ブラックとはどう違うのか。
「希望軒ブラック」を券売機で発券。細麺と太麺が選べるので太麺でオーダー。
およそ5分で到着。富山ブラックほど黒くはないが、それでも色はだいぶ濃い。
スープを一口、濃い口の醤油は塩辛さの中に甘みがある。鶏ガラの風味もよし。
黒い見た目ほど味は濃くなく、むしろすっきりしている。
たっぷりスープを纏った中太縮れ麺はツルシコでのどごしが良い。
卓上を見ると海苔が入れ放題になっていたのでたっぷり乗せる。これはうれしい。
ついでにニラキムチもあったのでそちらもどっさり。にんにくはクラッシャーで。
一気にワイルドな味わいとなり、麺もいい感じに進む。
黒という極悪な色からは想像できない食べやすいラーメンだった。

 

 

 

【136杯目】ラーメン茂木(三軒茶屋)

気にはなっていたけれどなかなか行く機会のなかった店へ足を運んだ。
246沿いに店を構え、近くには和正や油坊主といった強敵が存在する。
この店のイチオシは雲呑麺(わんたんめん)ということなのでカウンターで注文。
豚骨醤油系のスープにワンタンがたっぷりと乗ったなんとも美味そうな見た目だ。
スープからいただいて見ると、コクはあるがあまり特徴はない。
濃厚になったマルタイ棒ラーメンのスープに似ているイメージだろうか。
お待ちかねワンタンは茹でたてでアツアツ、肉汁が染み出す旨味がぎっしり。
皮もツルツルで食べ応えがあり、なるほどワンタンは最高の出来である。
麺もこれといった特徴はないがほっとする味わい。
最も驚いたのが何も期待していなかったチャーシューである。
トロっトロな舌触りに程よくスープの塩気を吸ってめちゃくちゃに美味い。
家からも近くなのでここも時折利用することになりそうだ。

 

 

 

【137杯目】肉そば総本山神保町けいすけ(神保町)

平日昼にランチで訪店。先客は5名ほど。
スープは醤油・味噌・塩・背脂とあるが無難な一番人気の醤油を注文。
待つこと5分ほどでお待ちかねラーメンの到着。
濃い色合いの黒いスープなのだがあっさりめ。醤油の風味の中に甘みがある。
生姜と玉ねぎを溶かすと香りもさわやかに旨味の効いた上質なスープ。
その反面、肉は本能を刺激する肉肉しさで噛み応えも十分。
一面に盛られた肉をガツガツ食らうと、脳内のセロトニンが分泌されすごい多幸感。
スープをよく吸って茶色く変色した中太縮れもツルツルモチモチでクオリティー高し。
追加トッピングなしでこれだけ肉が入って780円ならコスパは相当高いと思う。
豪快さと繊細さを兼ね揃えた文武両道な一杯である。

 

 

 

【138杯目】特麺コツ一丁ラーメン(幡ヶ谷)

略して「コツ一」。幡ヶ谷駅から歩いて2〜3分に店を構える。
平日にも関わらず店内は満席、店主一人が慣れた手つきでオペレーションしている。
チャーシューが美味いとの情報からチャーシューメンを注文。
「ニンニク入れますか?」と問われるが、二郎のようなコールではなく普通のトッピングだ。
麺を上げるザルも平ザルで熟練の腕が伺える。チャーシューは注文が入ってから切る。
切り置きしていると乾いてしまうからだろう。器も直前でちゃんと温めておく。
少しでもラーメンを美味しくしようとする店主の真心が伝わる。
醤油ダレに白っぽいスープで色は淡い、背脂チャッチャが乗ったラーメンが到着。
レンゲに盛られたニンニクを溶かしいざ実食………これは美味い!
あっさりした味わいかと思いきや背脂の濃厚さとニンニクの芳醇な香り、
それらをまとめる太縮れ麺の絶妙なハーモニーでパンチも繊細さも兼ねそろえてある。
この麺何かに似ていると思ったが、油そばで有名な春日亭の麺にそっくりである。
チャーシューはプリプリでジューシーながら全く飽きがこない。
ラストは脇に盛られた岩のりを溶かして風味のチェンジ、これはアリだ。
真面目で気さくな店主の飽くなき探究心が産んだ個性の光る一杯だ。

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