ア・ロング・バケイション

暑〜い日中に一服の清涼感浸れる、懐かしい曲々!今夏のヘビロテ…
「ア・ロング・バケイション」それは、大瀧詠一が1981年に出したアルバムだ。

 

 

 

 

 

涼しげな声と、懐かしいサウンド、口ずさめる歌詞、昭和なフレーズ…
結構染み付いて覚えているものだ。

思えば、兄の部屋にLPレコードとプレイヤーがあって、忍び込んでは
レコードを聴きあさっていたうちの1枚だったと記憶する。

 

 

※画像はイメージ:ミニコンポとかではなくて、親戚からもらったガラスの扉を重々しく開けるラックに入ったデッキ群とドでかスピーカー。

 

大瀧詠一といえば、伝説のはっぴいえんどやナイアガラ・トライアングルといったユニットやそうそうたるアーティスト連。ただ、さほど音楽のスタイルやジャンルには興味はなく、専らこのオシャレジャケットがオトナ感が満載!でお気に入り。

カセットにダビングするも、ケースにセットするインデックスと呼んでたコの字型の中の厚紙。タイトルをインレタで転写、曲名を手書きレタリング、FMステーションからの写真切り抜き、鈴木英人風のイラストの模写…高校で日々出される宿題よりもこのちまちま作業にハマってしまった。

 

 

※画像はイメージ:TDKだ〜maxellだ〜、METALポジションが音がトンガってていいとか、46分テープの片面にA面が入りきらない〜なんてコトやってた。

今ちゃんと調べると、このアルバムのイラストは永井博とのことで、鈴木英人でなかった。
https://tower.jp/article/news/2021/06/14/tg005 ほか調べ

東京の下町にはないガイコク感やリゾート風がそこに広がり、大人になるとこういう世界を味わえるのか?と勝手に妄想にふけっていた。

ミュージシャンという道は毛頭ないけど、レコードジャケットで10曲ほどの世界観をイメージさせる(=グラフィックデザインって職業は知らない頃)って面白そうだな!と漠然に思い始めた10代の頃だった。

     

 

 

 

EACH TIME/大瀧詠一      NIAGARA SONG BOOK/大瀧詠一
llustrator:河田久雄         Illustrator:永井博

   

 

 

 

NIAGARA SONG BOOK2/大瀧詠一  Come Along Ⅱ/山下達郎
llustrator:河田久雄          Illustrator:鈴木英人
https://monstera.jp/monstera/archives/176 より引用

2021年に40th Editionがリリースされたのもあるせいか、今でもCMソングとして、ふと耳にすると「お〜っ!?」とコマーシャルにクギ付けになる。

遠い昔の“音”だけでなく“画像”も呼び起こしながら、大瀧Voiceにどっぷり浸っているのだが、やっぱり、体感温度は変わらずエアコンをついピッ!と押してしまうのだった。

一居

 

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