この自粛期間中に駆け出しのサウナーとしてデビューしました。
どんどん趣味がおじさんになっていくなーーと実感します。
サウナを好きになってからは色々な発見がありました。
今までどの施設も同じように見えていましたが、
そこには支配人のこだわりだったり、
常連客たちの施設へ対する思いだったりと、
その場所で繰り広げられてきたドラマなんぞを想像したりできます。
湯処葛西(葛西)
地元に一番近い温浴施設。
土日でも800円というリーズナブルな値段で懐にも暖かい。
サウナ 室は90℃ほどでセンターにあるテレビをコの字で囲むレイアウト。
じっくり蒸されたところで2時間に1度のオートロウリュが噴射。
ここのロウリュが尋常な暑さではなく、ところどころで呻き声が生まれる。
肌が焼けるほどの熱さにジッと耐えた後に18℃前後の水風呂でクールダウン。
広い露天スペースにはデッキチェアが8席ほどあり混んでいても大抵座れる。
大空を眺めながら心地よい風を受けて、ディープリラックス状態が訪れる。
リーズナブルで地域に密着した施設のため、土日は基本的に混む時間が多く、
サウナ 室前で渋滞もあるが、コスパとしては最高のスーパー銭湯だろう。
ユーラシア(舞浜)
立地が少し辺鄙なところにあるので浦安駅からバスに乗っていく。
受付でタオルと着替えを受け取り浴室へ。ホテルスパのためどこもとても清潔。
まずは基本のフィンランドサウナ。90℃ほどで湿度が絶妙。
ヒーリング効果のある静かな音楽と薄暗さでずっといたくなるサウナ室内。
8分ほど蒸されたところで水風呂に移動。深さがあり17度ほどで私好み。
外気浴のため外の露天に行くと海が近いからか潮風の香りが。
デッキチェアで目を閉じ吹き抜ける風を感じながら早速ととのう。
その後気になっていたケロサウナ へ。
室内は広く木の質感が薄暗い小屋のような雰囲気を醸し出す。
希少な「ケロ」という木材を用いるため「ケロサウナ」とのこと。
70℃ほどでゆっくりと蒸されていくうちに千葉であることを忘れ、
北欧の森林にいる気分にさえ感じてくる。これは最高。
スチームサウナも薄暗くアロマの良い香りが全体に漂い、
センターにたんまり盛られた塩を身体にまぶすと、心地よい汗が流れる。
ディズニー近くにあるパーフェクトに素晴らしいサウナのテーマパークだった。
アパホテル東京リゾート(海浜幕張)
アパホテルのキャンペーンにより3,000円で宿泊。
ホテル内に3つもの大浴場があり、まずは一番大きい4F玄要の湯へ。
浴室内は浴槽もたくさんあり、ウキウキしてしまう。
ある程度内風呂や露天風呂を楽しんでからサウナへ。
サウナ室内はこじんまりしていて縦一列のベンチシート、奥にテレビ。
温度は80℃後半だろうか。湿度もほどよくなかなか良い。
室内が狭いおかげで全体に満遍なく熱が漂っている。
水風呂は少しぬるめだが長く入っていられるので嫌いじゃない。
露天エリアのデッキシートで寝転びこの上ない幸福を味わえた。
しばし休憩してから続いて1F飛翔の湯へと移動。
こちらはスチームサウナ(50℃ぐらい)のみで、少しもの足りなさは感じたが、
外気スペースがとても広く開放感が実に気持ち良い。
3つ目の大浴場は女性専用だったので残念ながら断念。
カプセルサウナ錦糸町(錦糸町)
サウナ施設の激戦区、錦糸町の名店サウナ錦糸町へ
通常のサウナはおよそ90℃が平均のところ、ここではまさかの120℃。
どんなものかと鼻息荒く入店。浴室に入るとこれは驚き。
浴室内のほとんどを占める全長7メートルの水風呂。それを尻目にいざサウナ 。
入った瞬間に後悔してしまうほどの熱気。どえらく熱い。
ためしにサウナ最上段へと座ってみる。皮膚がヒリヒリと痛い。4分ほどで退散。
早速インパクト大な水風呂へダイブ。温度はぬるめだが水質がとても良い。
いくらでも入っていられる水風呂である。一角では水風呂のシャワーが降り注ぐ。
上質な水風呂体験をしたのち、さて休憩できるところはどこかと探すと、
浴室を一回出たところで階段があり、恐る恐る登ってみると、スカイテラスのような休憩場所が。分かりづらいところにあるためか、ほとんど独り占めでデッキチェアに寝る。
都会の喧騒をBGMに全裸で空を眺めるとなんとも贅沢な気分になる。
この施設にはトレーニングジムも併設されており、バーベルのガシャガシャした金属音とマッチョマンたちの嗚咽が聞こえて、ディープリラックス状態の自分と対比でき面白い。
まだまだ錦糸町開拓していきたいと思えた。
まねきの湯(船堀)
カラオケチェーンのまねきねこが展開するスーパー銭湯。
施設として広く、ゲームセンター・イベントスペース・リラックスルーム・漫画喫茶、もちろんカラオケも内包している。
ロッカーに服を預けてから浴室のドアを開けると、中もめちゃくちゃ広い。
中央の女神像がなんともゴージャスな雰囲気を作っている。
サウナも中は広々、どこか懐かしさを感じる作りで90℃ほどの遠赤外線が2台。
近くに競艇場があるからなのか割と個性的なおじさんたちに囲まれる。
7分ほどでサ室を出て先ほどの女神像の足元にある水風呂へ。
水風呂が浴室内の真ん中にあるので多少落ち着かないが、水温は18℃ほどでいい感じ。
外気浴は露天エリアのチェアで。サウナに入る人に比べて休憩してる人は少なめ。
生憎の雨天だったが、雨に濡れながらの外気浴も乙なものである。
その後、炭酸泉や不感温度風呂など多数の風呂で楽しんだが、
ここの電気風呂は強烈すぎて骨が砕けるかと思った。
COCOFURO ますの湯(久が原)
駅近の2019年にリニューアルしたばかりのデザイナーズ型銭湯。
こじんまりした浴室内だが作りがおしゃれで高級感がある。
サウナは狭くコロナ禍ということもあり、3人しか入れなかったので、
ドア外でしばし待つ羽目に。一人出てきたところでようやく入室。
サウナストーブが後ろの壁に設置されているらしく、ほとんど見えない。
だが部屋全体は90℃以上にしっかり蒸されており、湿度もいい感じ。
ジッと暑さを楽しんでいると正面の壁にはアイスのポスターが。
この状況でのアイスのシズル感は強烈だ。絶対食べたくなる。
すっかり温まり、水風呂へ。ここの水風呂は一人用の壺風呂が一つのみ。
出るタイミングを間違えるとすぐ水風呂に入れないので要注意。
ひっきりなしに人が入るからなのか水温自体はぬるめの20℃ぐらい。
だが柔らかい黒湯なので非常に気持ちがいい。
快適な水風呂で長湯しすぎると長蛇の列ができてしまうのでそこそこに。
これで銭湯価格の470円だから驚きだ。