粋なレガシー

春を待つこの季節は
弟との別れをより鮮明に思い出させます。
2年前、もうすぐ春でした。

 

彼が遺したものは
たくさんの思い出だけではありませんでした。

 

にんじん、じゃがいも、なす、トマト、オクラ、かぶ、いちご、
枝豆、たまねぎ、にんにく、バジル、かいわれ、とうもろこし。

 

弟が農家の知人から肥料を調達し、
土を掘り起こすところから始めて
懸命に耕し種をまいた実家の家庭菜園は
帰省する度に規模拡大して

「庭では野菜が育たない」と
母が度々嘆いていたことがうそのように
庭から畑へと生まれ変わっていきました。

 

弟がたっぷりの愛情をかけて育てた
不揃いでいびつな形の野菜たちは
彼が居なくなってからもなお、
昨夏のとうもろこしに至るまで
母経由で度々私の元へ届きました。

 

悲しい現実を前に
一歩も前に進めなかった私に
何かを伝えるように何度も。

 

彼からの贈りものが届くたび
伝えるすべのない「ありがとう」を飲みこんでは
胸が苦しくなったけれど、
もう立ち止まるのはやめようと心に決めました。

 

弟が作りあげた家庭菜園は母が引き継ぎ、

今も花を咲かせ、実を実らせ

収穫された野菜たちが実家の食卓を彩っています。

 

彼が遺してくれた粋すぎるレガシーと
そのパッションに敬意を称して
今日も前を向こうと
見上げた空にそう思います。

 

 

+2

新幹線乗りました!

先日新幹線に乗って秋田に行きました。

行きはこまちです。

https://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e6.html

E6系というんですね。
かっこいい!!!

出発~!

 

 


目的は大曲駅、ここからスイッチバックして秋田駅に向かう、、というかんじなんですかね。

 

 

そして、帰りは、、、
今年の3/16にデビューしたばかりの新しいE8系を見られるとのことで、新庄駅から山形新幹線つばさで!
https://www.jreast.co.jp/sendai/yamagata_e8_debut/

こちらもかっこいいです!!!

 

E8系大人気で席が空いていなかったので、実際乗車したのはE3系つばさとお腹いっぱいです!

https://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e3.html

 

シゲでした。

+3

アート巡回/2024年2月3月編

石本光男小さなこと



木片を組み合わせて制作されている、小屋のオブジェ。

眺めていると、自分もその小さな世界に存在しているような気がしてきます。
見たことはないはずなのにどこかで見たような、懐かしい気持ちになるのが不思議です。

もともとは風景画を描かれていて、絵の中に小屋が登場しはじめて、今は小さな小屋を作られています。

そのプロセスを作品を通して知ると、小屋を作りたくなる気持ちがわかる気がします。

 

坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア




惜しいことに本展覧会で上映されていたプログラムは満席で参加できませんでしたが
音楽だけにとどまらない広く深い活動をほんの少しだけ垣間見ることができました。
何を考えていたのか気になる、そんな人です。これからも少しずつ知りたいと思います。

 

ちなみに、YMOの思い出の曲は、小学校の運動会で走った時のBGM「Rydeen」です。

 

YOSHIROTTENRadial Graphics Bio / 拡張するグラフィック



街中でふと気になるグラフィックを調べると彼の作品であることが多く、長い間、気になっていたアーティストです。
最小限の要素RGBで表現された一連の作品を観た後、これまでのお仕事としてのグラフィック作品を見る、
という展示の流れが自然でとても面白かったです。
ルーツとして大事にしていることを見せてもらった気がします。

 

次はどんな作品に出会えるでしょうか。楽しみです。

+3

夢の場所は千葉の山中

人それぞれに夢の場所はあると思うけど
ここ何年かはそんな事も忘れてました。
昔、夢がたくさんあった頃に行っていた場所。そんな場所に行ってみました。

20年以上前、あるきっかけでこの場所を知りそして10年ぶりにそこへ。
ガーデニングに興味を持ち当時で80歳越えの絵本作家でありガーデナーのお婆様「ターシャ・テューダー」を知り、彼女の自然主体な庭に惹かれて庭木やレンガを買いにジョイフル本田に通ったものでした。

ターシャはアメリカの人ですが庭のスタイルは英国。「ワーズワース」の世界。
そしてそんなターシャチック(造語)な湖水地方を感じられるこの場所はあるきっかけで見つけたのです。


ここの主宰は以前にデザイン会社をやられていたご夫婦。
そんな経歴からもシンパシーを感じますね。
それこそ私も通っていたジョイフル本田で物置を購入し寝泊まりしながら
自らの手で築かれたとか。建屋もイギリスから個人輸入。
大変苦労されたようです。
そして何より共感したのが「大の猫好き」
主宰の書かれたブログを偶然見てそのことを知りました。
これは行かないわけには行きませんよね


最初の目的はガーデンでしたが次から猫に
ここ何年かは屋外の猫カフェとして有名に。

ここの猫たちはそれぞれこの場所にたどり着いた子たち。猫にとってもドリームプレイスなのかも。

屋内にはイギリスで仕入れた雑貨の他ここで暮らした猫たちのポートレートが。


バラ、ガーデン、イギリス、猫、千葉がお好きな方はお出かけしてみては?
冬場休業から明けて接客担当の猫たちも張り切っているそうです。

入場料は接客担当さんたちのご飯代と思ってくださいね。

ドリームプレースローズガーデンで検索。すぐ出てきます。

+8

日曜日のお楽しみ

2年ほど前から月2回、日曜の朝にご近所の絵画教室に通っています。

 

今描いているのは故・愛犬のチワワちゃん。
まだまだ描き途中ですが

チワワの水彩画

水彩絵の具の扱いが子どもの頃はとても苦手でしたが
改めて触れてみて、少しずつ楽しさがわかってきた気がします。

 

チワワちゃんとは幼少期からの十数年間を一緒に過ごしました。
もうお別れしてからも随分経ってしまいますが、一筆ずつ慎重に描いていると毛並みを触った感じや小さい体の温かさを思い出して癒されます。

 

頑張って可愛く仕上げるぞ!

 

マツダ

+4

春分 3/20

春分だというのに10℃を切る日もあって

ひと雨ごとに気温は上がってる感がなくゾクゾク…。

桜前線もいよいよ月末には首都圏にも訪れるとかでソワソワ…。

スギ花粉はピークを超えたらヒノキだとかで、花粉症にはムズムズ…。

春は繁忙期でありながら寒暖差もあって、体調管理をしっかりせねばですね。

 

まだ肌寒い“春分”あたりの穫れ高リポートです。

まずは指定野菜に加わったブロッコリー。

主枝から「頂花蕾」を収穫をすると、

その後 側枝から「側花蕾」がガンガン出てきます。

歯応えもあって食べ応えもあり、ウチの春野菜のド定番です。

 

次に、草丈30cmくらいの水菜(この時季ラスト)。

半分ずつ獲りたいトコだが、根が絡まってて株ごとごっそり。

まだ虫も少ないので、生でサラダでシャキシャキ感を。

もちろん鍋物にも好適。

 

あとは、草巾25cmくらいのサニーレタス。

ズッシリ感はないけど、色どりや食べやすさはほどよし。

キャベツ好きの虫はレタスが嫌いで、レタス好きの虫はキャベツが嫌い

(=コンパニオンプランツ)なんだそうで、キャベツと混植してます。

 

最後に、芽キャベツを少々。

本来だとこんなふう↓に下からポコポコできるんだけど、

プロではないのでそうはいきませんが、

普通のキャベツとでき方はだいぶ違うんです。

 ※写真はイメージです。

 

2月に植え付けたジャガイモも芽を出し始め、

越冬したソラ豆やエンドウ豆も今のところ順調。

4月〜5月と夏野菜へのチェンジで

週ごとに収穫よりも耕作や植え付け準備の作業に追われますが、

機会があったらまたお裾分けを、週頭限定ですが事務所に持ってきます。

 

#週末ファーマー イチイ より

+6

山梨県民の千葉探訪 #02

今回の探訪は千葉市科学館へ

千葉市科学館って、
あのスーパーのダ◯エーにくっついてるの!?
やっぱ千葉だなと
一抹の不安を抱えながら中へ入ってみると…



標識って思ったよりデカい


へー、ロータリーエンジンってスゴイな



結構人いるな


離れていても声が聞こえる!
等など他にももりだくさん。
不覚にも満喫してしましました。。。

 

 


へぇ〜


知ってる。

 

千葉市科学館に興味がある方はぜひ
https://www.kagakukanq.com/

 

 

確か我が山梨にもあったような…覚えてない

+6

身近で見られる美味しいきのこ-2

先月に続き、美味しいきのこのお話です、

身近で見られる美味しいきのこ第一弾はタマゴタケを紹介しました。
第二弾は和製ポルチーニ茸のヤマドリタケモドキです。
柄が太くてずんぐりとしたきのこで
童話に出てきそうな可愛らしい形の大型のきのこです。

日本でこのきのこの仲間では
亜寒帯(寒冷地や山など)の針葉樹林で発生するヤマドリタケが一番有名ですが、
温帯(自然公園など)の広葉樹林で発生するヤマドリタケモドキのほうが
断然、身近で見ることができるきのこです。
どちらも夏から秋にかけて発生するきのこで
香り豊かで柄はシャキシャキ、傘はとろりとした食感でとても美味しいきのこです。
※以前は両種ともヤマドリタケとされていましたが別品種であることがわかったそうです。
 

▲ヤマドリタケモドキは柄全体に網目模様があります。
 

▲こんな大きいのもあります。
 

▲こちらはヤマドリタケは柄の上部に網目模様があります。
どこか上品さがあります。
 

▲こちらはヤマドリタケそっくりで
発生場所も同じ針葉樹林のきのこのドクヤマドリ。
名前の通り毒キノコです。
最大の違いは柄がツルツルで
網目模様がないことで見分けられますが、
ヤマドリタケに見かけがそっくりで
発生場所も同じ針葉樹林のため注意が必要です。
猛毒のドクツルタケ同様に
とても美味しいそうなので始末に終えません。
 

▲同じポルチーニ茸の仲間で
温帯(自然公園など身近で見られる)の
広葉樹林で発生するムラサキヤマドリタケ。
名前の通り濃い紫色の非常に美しいきのこです。
個人的にはポルチーニ茸の仲間で見かけも味も
一番好きなきのこです。
 

▲こちらも同じポルチーニ茸の仲間で
温帯(自然公園など身近で見られる)の
広葉樹林で発生するアカヤマドリ。
こちらも美味しいきのことしては有名ですが
見かけは大型で美しいきのこですが
柄が非常に固くて味は今ひとつ好みではありませんでした。
調理方法に問題があったかもしれませんが・・・。
しかし最初に見たときはその大きさと美しさで感激しました。


▲アカヤマドリはデカいです。
 
以上身近で見られる美味しいきのこ-2でした。
 
オカムラ

+6

手作りエプロン

娘が保育園の昼食時に毎日使うエプロン。

 

今までは素材や形にそこまで縛りがなく
既製品を使ってましたが
来年度から子どもが自分で着脱できる
タオル地×ゴムでとのお達しがありました。

 

既製品を店頭で探しても該当サイズは見当たらず、
冬休みにあきらめて作ることにしました。

 

作り方は簡単で、長いフェイスタオルを2等分にして
サイド、下、ゴム穴を作り縫い合わせる。これだけです。

とりあえずの4枚くらいすぐ終わるだろうと思いきや、

ひさびさの裁縫で意外と時間がかかりました。

 

 

 

 

後日、他のママさんと話したら
なんと幼児クラスは不要らしく4月からエプロンを使わなくなるとのこと、、
その情報、保育園からアナウンスがほしかった!(泣)

 

そんなわけで使用期間は3ヶ月のみですが、
娘は新しいエプロンにとても喜んでいたので良しとしました。

+8

節分・建国記念日・バレンタインデー

2月はイベント(?)盛り盛りですね。
楽しみなのはなんといってもバレンタインデー..!

 

毎年美味しそうなチョコレート菓子の中から
お小遣いで買えそうなものをいくつか見繕って買い込みます。

 

去年はこちらで紹介されているエディブルフラワー(食べられるお花)のチョコレートを楽しみました。

 

コンビニ、デパート、通信販売。
いろんな手段で美味しいチョコレートにアクセスできるこの良き時代に感謝しつつ、
今年もいざ探索・検索です!

 

+9