まだまだ寒い日が続きます。
緊急事態宣言が明けるまではサウナも我慢なので
宣言前に訪れた場所を紹介します。
ROSCO(駒込)
駒込東口から30秒。入り口のウッディーな雰囲気が期待感をそそられる。
90分のクイックコース(1,200円)で受付。館内着は作務衣が借りられる。
緑を基調にしたロッカールームを経て浴場に入ると、妙な高級感があり急な意外性。
水風呂の壁にはライオンの顔があり、口から水がドバドバあふれている。
バイブラ湯で身体を温めてからサウナへ。うわお、今まで見たことない作り!!!
サ室の全体が階段のようになっており、5カ所ほどのベンチがリクライニングシートみたいな作り。つまり寝っころびながらサウナで汗を流せるという素敵な経験ができる。
まずはオーソドックスに一番上段に腰掛けて汗を流す。かなり熱い。100℃を越えている。
だが、湿度が控えめなため息苦しさはそこまでない。いいですね!
たっぷり汗をかいたら水風呂へGO。地下水を汲み上げているらしく水質が良い
うえに、20℃ほどで入りやすく、いつでも居たくなってしまう気持ちよさ。
水風呂からあがり、外気浴できる場所はどこだろうと、脱衣所に出て反対側まで行ってみると…ありました露天スペース。運良く貸し切り状態。外のベンチに腰掛けて休憩。
冬の寒空が火照った体に気持ちよく、露天風呂のバイブラ風呂のボコボコ音が意外にもリラックスしやすく即効でととのった。人も少なくここは穴場かもしれない。
露天ジャグジーも妙に官能的なライティングだがゆったりできる温度設定。
2セット目は寝っ転びサウナに初挑戦。床からの熱が直接来るからなのか、座っているときよりも体感的には熱く感じる。これはこれでよりリラックスして汗をかける。
コスパ・サービス・クオリティー三拍子揃った素晴らしい施設だった。
楽天地スパ(錦糸町)
錦糸町南口から徒歩1分、商業施設楽天地の最上階にある楽天地スパ。
サウナのメッカ錦糸町で、天然温泉も楽しめる温浴施設がほぼ駅直結なのは嬉しい。
受付を済まし、リストバンドを受け取ってロッカーへ。
ロッカーは大きめで大荷物でも大丈夫。どこも清潔感があり清掃が行き届いている。
浴場に入ると、広さはそんなにないが天井が高く窓も壁一面で窮屈な感じはしない。
少し炭酸泉で温まってからサウナへ。
サ室前のクーラーボックスに氷が入っているので、一つ口に頬張ってから入室。
中は非常に広く、座席は壁三面コの字型の2段。薄暗いのでリラックスできる。
温度は90℃ぐらいだが、湿度が良いので息苦しくない。これはいい。
入って5分ほどでスタッフが2名入ってきて入場制限をする。
これからアウフグースの時間とのこと。アウフグースとは熱波師と呼ばれる人がロウリュ(熱せられた石に水を注ぐ行為)を行い、部屋の湿度と温度を一気に高めてから蒸気をタオルなどで煽ぎ、より良い汗をかけるように演出するサービスのこと。
恥ずかしながら熱波を浴びるのは初めてだったので、非常に楽しみである。
スタッフがアロマオイルを混ぜた水をサウナストーブに注ぐと、白樺のとてもいい匂いが。
と同時に体感温度がみるみる上がっていく。うおおおお熱い。
発生した蒸気をタオルとデカいうちわで満遍なく部屋中に行き渡らせたのち、スタッフが端っこから一人ずつ丁寧に熱波を浴びせていく。
ようやく自分の番が回ってきて熱波をお願いする。これは強烈な熱さ!
悶絶し思わず声が漏れそうになる。全身から汗が吹き出すほどの熱波。
なんとか最後まで耐え、生き残った者たちの拍手でこの回は終了。
そそくさと水風呂へ移動。14℃ぐらいの冷ためだが、熱波を浴びた後は気持ちいい。
熱々の身体がキンと引き締められ、大きな窓の前の椅子で休憩。
錦糸町の街を地上9階の高さから見下ろしながらの休憩でこの世の覇者になった気分に。
熱波を浴びた後の開放感で心地よいディープリラックス状態に。しっかりとととえた。
この楽天地では1時間に1回、このロウリュサービスを行っていることで有名。
サウナの後は、レストランで軽く食事。男性限定なのでおじさんの園状態である。
多くの施設が閉業していく今、こういう都会のオアシスが少しでも長く続くことを祈る。