黄身は薔薇より美しい

長い梅雨が続いていますね。

 

曇りと雨ばかりで気分も体調も沈みがちな今だからこそ

 

ラーメンを食べてスタミナをつけるのはいかがでしょう。

 

 

 

 

 

【173杯目】神保町 黒須(神保町)

神保町専大前交差点近くの裏路地にひっそり店を構える店。

有吉ジャポンにも出演した店主が開業した淡麗醤油ラーメンの隠れた名店だ。

運良く列が並んでいなかったタイミングを見計らい入店。

店内は昼ピークの時間を過ぎたといえども満席である。

「醤油蕎麦」と味玉を注文し約6分。深めの器に盛られたラーメンが到着。

上品に澄んだ醤油スープにほのかな桜色のチャーシューが美しい。

スープはかしこまった上品なものと思いきや深く奥行きがあり、無化調ならではのスッキリ感と純粋な素材の香りが鼻腔を駆け抜ける。恐ろしく完成度が高い。

醤油と鶏のマッチングによる旨さを最大限に引き出している。

細ストレート麺をすすってみると、ザラついた歯ごたえがしっかりとあり小麦の香りが良く、スープの存在感に引けを取らない。

チャーシューはしっとりと柔らかく、スープを吸って旨味が増している。

シナチクのコリコリの感食を挟み、味玉を割れば濃い色の半熟の黄身がこんにちは。

美的感覚の非常に高い、芸術品レベルのラーメンだった。

 

 

【174杯目】河童ラーメン本舗(千日前)

大阪に用事がありその際に立ち寄った大阪のラーメンチェーン。

せっかくなのでチャーシュー麺をセレクト。夜中でも結構賑わっている。

注文する際に麺固め&揚げニンニク(無料)も注文。

15分ほど待っただろうか。細麺豚骨系だというのに思ったより遅い。

着丼までしばしカウンター備え付けのキムチで時間を潰す。

しばらくして待ちに待ったラーメンの到着。チャーシューが器から溢れる盛り方。

いかにも細かいところは気にしない大阪らしい感じである。

濃厚な豚骨スープに背脂のかかったワイルドなスープはコクがあり旨い。

麺は低加水の細ストレート麺でよくスープと絡み小麦の香りがフワっとする。

揚げニンニクが来なかったので、店員に再び注文するとそっけない返答。

少し時間がかかって来た揚げニンニクを投入するとパンチは倍に。

チャーシューはホロホロであったが少しインパクトには欠けるか。

店員の対応はあまりよろしくなかったが、大阪の夜を彩る一杯であった。

 

 

【175杯目】三幸園(神保町)

弊社からすぐ近くの「赤いほうの三幸園」。

入店した時の油の混じったような空気は強烈だ。

中華料理屋ならではのオイリーな香りは食欲をそそられる。

いつもはここに来ると米が硬めに炊かれた五目チャーハンを食べてしまう。

椎茸とタケノコがゴロゴロのった塩が強めなチャーハンは定期的に食べたくなる。

ここの担々麺は昔から好きでよく食べていたので、久々に注文。

胡麻のよく聴いたクリーミーなまろやかさにラー油の辛味が効いたスープ。

たっぷり乗ったひき肉はスープに溶かしてお宝発掘気分で味わうのが良い。

キリッと味をしめるシャキシャキ白髪ネギが全体のバランスを上手く調整する。

中太の縮れ麺のチープさが気取っていなくてたまらない。

他にもたくさん料理の種類があり、毎回悩んでしまうのだが、

いつまでも啜っていたくなる中毒性のある担々麺は是非試してもらいたい。

 

 

【174杯目】らーめん佐とう(三軒茶屋)

三軒茶屋栄通りにある家系ラーメンの店。

多くの東京近郊の家系を訪ねていたため最近はあまり行かなくなっていたのでかなり久々の訪店。

スープはクセがなく良くも悪くも食べやすい。コクがもう少し感じられればという気もするが、まずまずのクオリティであるため、わがままは言えない。

麺は中太ちぢれ麺だが、前に訪れた時よりも少し細めに感じた。

ライスにコショー・豆板醤を乗せ、スープひたひた海苔で巻く。

うん、これは美味い。クセがないからこそライスとの相性はバッチリだ。

ほうれん草のをおかずにライスをいただくのも家系の楽しみである。

ニンニク、豆板醤でチューンアップすればパンチのある風味に。

ラーメンで腹を満たした後は、すぐ近くの喫茶店「セブン」でコーヒーを。

落ち着いたレトロな店内と深い味わいのコーヒーが食後の油を洗い流す。