清水湯(武蔵小山)


武蔵小山の駅から徒歩3分。住宅街の中で2種の天然温泉が楽しめる銭湯。
純粋に銭湯利用のみなら銭湯価格の520円で楽しめるとは破格だ。
サウナの利用は+450円。受付で入浴券を手渡し、タオルとサウナ利用のフックを貰う。
ロッカールームから町の銭湯とは思えぬほど清潔感がある。
浴場に入ると御影石の浴槽に和のテイストが溢れるおしゃれで高級感のある世界が広がる。
身体を清めてから早速サウナ室のドアにフックをひっかけて灼熱の空間にIN。
やや狭めな室内だが、薄暗く湿度も良い感じ。90℃ぐらいの個人的に嬉しい設定。
受付で借りたタオルを尻の下に敷くというローカルルールがある。
入り口付近は温度の変化が激しいため、最上段が空いた隙にそっと移動。
前面にはテレビがあり、再放送の古畑任三郎が流れていてラッキー。
10分ほど経ち程よく汗が流れ、犯人の真田広之が自供したところで退室。
しっかり掛け水をしてからすぐ脇の水風呂へ。水温は20℃ほどで入りやすくバイブラあり。
贅沢にも天然黒湯温泉を使用している。はあ〜極楽。
露天スペースに移動すると開放感に溢れ、高低差1.5メートルほどの段差の下段が黒湯、上段が黄金湯の浴槽がある構成。住宅街の真ん中であることを忘れさせる。
上段下段にそれぞれ3台ずつ設置されたととのい椅子に腰掛けると頭がグワングワン。
極上のリラックスで涅槃の域へと足を踏み入れる。風が爽やか。
難点としては露天スペースがそこまで広くはないので、人でごったがえしていたのと、若い客も多々おり、割と大声で話して椅子を占領していたのが多少気になるほどだ。
露天の温泉もなめらかで肌がツルツル。都内にいながらリゾート地に来た気分。
この贅沢さを味わえるのに銭湯価格520円(+450円)はやはり異常としか言えない。