サウナへ行こう(錦糸町編)

スパ&カプセル ニューウイング(錦糸町)

 

錦糸町の老舗の男性専用有名施設。青い暖簾をくぐり入館。

受付で2,600円を支払い館内着・タオルセットを受け取る。

浴室には温かい浴槽とジャグジー、水風呂の横に冷水ミニプールとサウナが3種類。

サウナに特化したラインナップである。

まずは広めのサウナ室、「ボナサウナ」へ。温度85〜95℃で湿度もほどよいコンディション。

絶妙な湿度コントロールによって、ストレスなく快適なサ室はさすがの一言につきる。

十分に蒸されたら、汗を洗い流し冷水プールにIN。

しっかり汗を流したら潜水もOKとのことなので、頭までキンキンに冷やす。

15℃ほどの水温で、身も引き締まる感覚がいい感じ。

休憩は内風呂内のととのい椅子で。扇風機が回っており、快適な風がやさしい。

2セット目には「カラカラサウナ」に入ってみる。110℃ほどで焼け付く温度であるが、

息苦しさはなくヒリヒリ感はない。計算され尽くしている。

水風呂で粗熱をとったらすぐ横の水風呂で冷冷交代浴を楽しむ。

20℃ほどだが、冷水プールに入った後は温かく感じるので、ほどよいまろやかさ。

3セット目には「テルマーレ改」と名のついたサウナへ。

扉のところには「スナックよしだ」と書かれており、吉田館長の遊び心を感じる。

暗い室内はこぢんまりしており温度は80℃で低め。セルフロウリュが楽しめる。

サウナストーンにアロマ水をかけると癒しの蒸気が部屋を満たし、

うちわで仰ぐことで自分好みの温度にカスタマイズできる。

しばらくサウナを楽しんだら館内着に着替え館内を探検。

食事、休憩スペースはもちろんスーパーファミコンが楽しめたり、

仮眠室では2段ベッドで仮眠できたりと風呂以外も充実している。

ご飯も美味しいとの話なので、次はぜひ腹を減らして行こうと思えた。

+8

サウナへ行こう(上野編)

北欧(上野)

サウナーの聖地、名店中の名店の上野の北欧にお邪魔した。

完全予約制なので数日前にオンラインで予約しての訪店。

上野駅から徒歩1分の真っ赤なビルのエレベーターを昇り、受付で3時間パック2,200円の精算を済ませロッカーへ。

館内着に着替え7階の浴室へ。ドラマ「サ道」でも見慣れた光景が広がる。

身体を清めまずは第1サウナ室に入室。薄暗く石壁のタイルが美しい完成されたサウナ室。

100℃超えだが湿度が心地よく、息苦しさを感じない。聖地たる所以。

じっくり10分蒸されると玉のような汗が身体を走る。

水風呂は15℃前後のキンキンなコンディション。

ぬるすぎず冷たすぎずでちょうど良い水温。

1分きっちり締めたところで露天スペースに移動。

中央に大きな浴槽(トゴールの湯)とそこを囲うようにデッキチェア、寝転べる椅子が設置されている。

空いていた椅子に腰掛けると、都心のど真ん中であることを忘れさせる清涼な風が吹き抜ける。

初っ端の1セット目でギンギンに整える聖地の底力、恐れ入りました。

2セット目は90℃前後の第2サウナ室へ。第1サウナ室に比べコンパクトな造り。

柔らかな熱が静かな室内に染み渡り、ジワジワと汗を吹き出させる。

心ゆくまでサウナを堪能したら館内着に着替え5階レストランへ。

サウナだけではなく、北欧は食事も美味いとのこと。

テーブルにつきオロポと名物である北欧特製カレーを注文。

コクのあるスパイスの効いたカレーがサウナ後の胃に染み渡る。

燻製オイルをかければスモーキーでキャンプ感のあるカレーに早替わり。

舌でもしっかり楽しませてくれるサウナーの聖地、再訪は近い。

+9

サウナへ行こう(鶴見編)

RAKU SPA鶴見(鶴見)

 

 

以前行った神田のRAKU SPAではあまりゆったりと入れる感じではなくて、鶴見のここはあまり期待をせずに訪問。

川崎駅から無料シャトルバスに乗り15分ほどで辿り着くと、神田店とは規模の全く違うコストコほどの巨大な店構え。

受付で入館料2,200円を支払い、4階の大浴場に足を踏み入れると神田とは比べ物にならない充実した内容。

内湯、露天合わせて10種類近くもの浴槽があり、どれから入ろうか迷う。

体を清めまずは内湯の炭酸泉へ。38℃前後の少しぬるめのお湯だが炭酸効果でじわじわあったかくなってくる。

日々の疲れで滞っている全身の血流が解放されていくような感覚がたまらない。

続いて本丸、サウナへ入室。5〜6段ほどの段差があるタワー型で中は広め。

下段80℃から上段100℃ほどで場所によってお好みの温度を選べるようになっている。

サウナストーブは遠赤外線とIKIストーブのダブル熱源。

10分おきにオートロウリュが起動し、送風機による熱波で湿度と温度をしっかり上げてくれる。

汗をたっぷりかいたらサ室を出てすぐの炭酸水風呂【清凛の水】へIN。

水温15℃ほどでキンキンな上に、珍しい炭酸成分の入った水風呂なので体中にピリピリ感がある。

水風呂を上がってからも炭酸の効果なのかジワジワとする体感を楽しめた。

露天スペースには所々にととのい用の椅子があり、たまたま空いたインフィニティチェアに滑り込む。

鶴見川の風が吹き抜け、心地よいまどろみと共に涅槃の境地に。

その後様々な浴槽を楽しんだのち、館内着に着替え食事処へ移動。

受付に整理券があり、食事処入場まで60分ほど待つことになったので結果もう1セット楽しむ。

食事処はファミリー層で賑わっており、あまりゆっくりという感じではなかったのでサーモンユッケ丼をチョイス。

肉厚サーモンにピリ辛風味のタレが絶妙で美味かった。

リラクゼーションスペースは明るくそこまで寝れる環境ではなかったが、

眼前の窓の向こうの鶴見川に沈む夕日を見ながらゆったりと黄昏時を楽しむことができた。

岩盤浴も充実している上に、敷地内でテラスバーベキューを楽しめるとのこと。

丸1日いても遊び尽くせない銭湯のテーマパークなのだと感じた。

+9

サウナへ行こう(新小岩編)

東京天然温泉 古代の湯(新小岩)

新小岩駅前からシャトルバスに乗り10分ほどで行ける巨大温浴施設。

昭和レトロなネオンサインの大きな看板が待ち受ける。

入館料は2,680円とちょっと高め設定だがシャトルバス内に置いてあるクーポン券を使うと550円引きにできる。

何度か利用したことがあるのだが、ここの大きな特徴は「大きな施設なのになぜか人が少ない」ことである。

超巨大な更衣室はガラガラで快適。浴室に入ると巨大な浴槽の向こうに一面窓があり大きな露天スペースが覗く。

体を清めてまずは中温サウナに。中温といいながら85℃としっかり温度があり、室内は暗く静か。

いつ行ってもほぼ貸し切り状態なのでサウナと心ゆくまで向き合える。

都内でもここまで他人に左右されずに済む施設はここだけなのではないだろうか。

水風呂は洞窟のような作りになっており、約15℃としっかり粗熱をとることができる。

露天スペースは天然温泉が三段階の岩風呂。その脇に置かれたととのい椅子で休憩。

多幸感に溢れる空を見上げながら爽やかな風に身を委ねる。

塩分のある温泉で身体をじっくり温めた後は「高温サウナ」へ入室。

100℃近い室内はヒリヒリとしたかなりの灼熱。テレビの音量が大きめで高齢者層の利用が多いことが窺える。

部屋の中央に大きな土管みたいなストーブと座面背後に隠された大きなストーブの昭和ストロングスタイルだ。

大量の汗が噴き出た後は水風呂で冷まし、浴室内のリクライニングチェアに横たわる。

天井のダクト風が優しい風を生んでいて上質でラグジュアリーなひとときが訪れる。

一通りお風呂を楽しんだら3階の中華レストラン「宝」へ。

ネットでも本場の中華料理店に引けをとらないとの噂通り、何を注文してもしっかりと美味しい。

リラックススペースにはリクライニングチェアがたくさんあるのだが、今回行った時には簡易ベッドまで新規に設置。

風呂あがりの雑魚寝には贅沢すぎるベッドの存在に感涙。

4階の大宴会場では月何回か14時と18時に歌謡ショーも開催されてエンタメ性も最高。

昭和感のある年季の入った施設だが、進化の手を止めない革新の姿勢に平伏するばかりである。

+7

サウナへ行こう(新宿編)

新宿天然温泉 テルマー湯(新宿)

新宿歌舞伎町の中心地から少し外れたゴールデン街のすぐ隣にある温浴施設。

入館料は土日3,000円という決して安くはない設定だが、立地やアクセスの良さを考えると納得だろう。

入館してフロントで受付をし、1階の更衣室で館内着に着替え2階の浴室フロアへ。

浴室は土地柄ごちゃついたのを想像していたのだが、落ち着きのある清潔な印象。

新宿の喧騒を微塵も感じさせないまさに都会の中のオアシス。

サウナ室は約90℃、広めの3段で湿度も程よい。天井が高めなので体感温度はそんなに高くない。

時折オートロウリュがありグッと体感温度が引き上げられ心地よい汗がかける。

サ室を出て水風呂へ向かう。唐辛子のエキスが入った水風呂は17℃。

カプサイシンの効果でキリッとした締め具合がその後の良いととのいを期待させる。

露天スペースにはデッキチェア2脚、ととのい椅子が6脚で微風を演出する扇風機が置かれている。

ととのい椅子に腰掛けて目をつぶれば、新宿歌舞伎町にいるのが嘘のような穏やかな時間が訪れる。

客層はコアが20〜30代と若めでそれぞれに施設を楽しんでいる姿が好感を持てた。

広い炭酸泉がはいつまでも入っていられる居心地の良さがありお気に入りに追加された。

風呂から上がり休憩しようとB2のリラックスラウンジへ移動。

テレビ付きのフルリクライニングシートで横になるといつの間にか心地よいまどろみが。

ここは3階の女性限定のラウンジスペースもあるので女性一人でも安心して過ごせるだろう。

お腹が空いたので食事処へ移動し、カレーうどんを注文。

大きな器で提供される食事はボリュームがあり心もお腹も満たされる。

新宿でポッと時間が空いた時にも、一日ゆっくりしたい時にも、

どちらでも都合によって利用できるアクセスの良さと満足感を得られる施設だ。

+11

サウナへ行こう(豊島園編)

庭の湯(豊島園)

豊島園駅から徒歩約2分、旧豊島園のすぐ近くにある庭の湯。

今はリニューアルしてかなり変わったとのことだが今回リニューアル前の感想である。

入館料は土日祝だと2,970円。バーデゾーンという水着なら男女でも入れるゾーンもあるため水着もレンタル(500円)。

まずは男性の温浴ゾーンから。庭の湯の名前の如く日本庭園と露天風呂の遠く旅行に来たような開放感。

サウナと水風呂のエリアはその他の浴槽から隔離された作りとなっており、なんともラグジュアリーな気分に。

サウナ室は比較的暗めで落ち着いた雰囲気。上段で90℃の居心地良いちょうどいい設定。

サ室出てすぐ横の水風呂は16℃。シャッキリ癒される感じで気持ちいい。

休憩は露天スペースのデッキチェアで。吹き抜ける風と差し込む太陽光でととのい効果は抜群。

続いて水着に着替えバーデゾーンへ。どでかい円形の温水プールがローマのテルマエ感を醸し出す。

そこをスルーし庭園エリアの屋外フィンランドサウナへ入室。広い作りで男女が思い思いの体勢でサウナを楽しんでいる。

温度はそこまで高くなく80℃ほど。窓からは日本庭園が見えて森の中の小屋に来ているみたい。

じっくり蒸されたのち、サウナ小屋のすぐ横にあるレインシャワーで汗を流す。

水着姿で日本庭園の中を探索でき、その中のベンチで休憩。これはすごい開放感。

自然の中の木漏れ日が極上の癒しへと誘う。

冷めた身体を露天スペースのジャグジーで温め再び男性温浴ゾーンへ。

テルマリウムサウナは60℃前後のミストを楽しむサウナ。ゆっくりできて落ち着く。

全体的にどこも高品質で比較的高めの値段も納得の大満足な施設だった。

ハリーポッターの魔法の世界観の近くにもこんな魔法のような場所があるのだと思えた。

+9

サウナへ行こう(武蔵小山編)

清水湯(武蔵小山)

武蔵小山の駅から徒歩3分。住宅街の中で2種の天然温泉が楽しめる銭湯。

純粋に銭湯利用のみなら銭湯価格の520円で楽しめるとは破格だ。

サウナの利用は+450円。受付で入浴券を手渡し、タオルとサウナ利用のフックを貰う。

ロッカールームから町の銭湯とは思えぬほど清潔感がある。

浴場に入ると御影石の浴槽に和のテイストが溢れるおしゃれで高級感のある世界が広がる。

身体を清めてから早速サウナ室のドアにフックをひっかけて灼熱の空間にIN。

やや狭めな室内だが、薄暗く湿度も良い感じ。90℃ぐらいの個人的に嬉しい設定。

受付で借りたタオルを尻の下に敷くというローカルルールがある。

入り口付近は温度の変化が激しいため、最上段が空いた隙にそっと移動。

前面にはテレビがあり、再放送の古畑任三郎が流れていてラッキー。

10分ほど経ち程よく汗が流れ、犯人の真田広之が自供したところで退室。

しっかり掛け水をしてからすぐ脇の水風呂へ。水温は20℃ほどで入りやすくバイブラあり。

贅沢にも天然黒湯温泉を使用している。はあ〜極楽。

露天スペースに移動すると開放感に溢れ、高低差1.5メートルほどの段差の下段が黒湯、上段が黄金湯の浴槽がある構成。住宅街の真ん中であることを忘れさせる。

上段下段にそれぞれ3台ずつ設置されたととのい椅子に腰掛けると頭がグワングワン。

極上のリラックスで涅槃の域へと足を踏み入れる。風が爽やか。

難点としては露天スペースがそこまで広くはないので、人でごったがえしていたのと、若い客も多々おり、割と大声で話して椅子を占領していたのが多少気になるほどだ。

露天の温泉もなめらかで肌がツルツル。都内にいながらリゾート地に来た気分。

この贅沢さを味わえるのに銭湯価格520円(+450円)はやはり異常としか言えない。

+7

サウナへ行こう(新小岩)

サウナ&カプセルホテル レインボー(新小岩)

新小岩駅の南口、ルミエール商店街のアーケードを200メートルほど歩いたところに突如として現れる、外観を見るからに昭和レトロ感溢れる粋な施設。
サウナ3時間コース1,700円を受付で支払い、そのすぐ横の暖簾をくぐるともう脱衣所。
タオルや館内着はロッカーの中に入っているので、ロッカーまでが手ぶらでOK。

早速着替えて浴場へ。老舗の和洋折衷ごちゃ混ぜの不思議な空間だがとても清潔。


身体を清め「高温サウナ」の部屋に入ると、ひりつくような熱さ。

温度計を見ると114℃。かなり高い。3段ある中の2段目に腰を下ろす。
湿度もなかなかのもので、入って早々に汗が吹き出す。サ室内は綺麗で広め。
粘って粘ってなんとか10分で退室。すぐ目の前の水風呂へ移動。
水温は14℃で高温サウナとの温度差は100℃!かなり冷ためのはずだが非常に入りやすい。
頭の高さには細かいミストが降り注ぎ、おもてなしの心にただただ感謝。
1分ほどキリッと冷やされたらその横の24℃の水風呂でじんわりと冷ます。
フラッとするほどの感覚のまま浴室内に点々と配置されたととのい椅子で休憩。
身体をサッと拭き目を閉じるとフワフワと浮遊するような無重力感に包まれる。
外気浴までは出来ないけどこれはこれで極上の体験に昇天。
2セット目は「ふくろうサウナ」という部屋に移動。何がふくろうなのだろうか。

中は窓が全て塞がれほとんど真っ暗の中にヒーリングミュージックが静かに響く。
ポプリのような袋が吊り下げられており、癒しの空間が演出されている。室温は90℃。
ふと窓のフチをみるとふくろうの置き物と剥製(?)が。なるほど「ふくろうサウナ」ね。
3セット目には「ナノスチームサウナ」にIN。細かいミストが立ち込めとても良い湿度。

50℃ほどのゆったりできる室温にミントの香りでリラックス効果は抜群。
森の環境音が商店街の真ん中の施設であるということを忘れさせてくれる。
お風呂自体も檜風呂があったり、ゆっくり入れるジャグジーだったりと充実。
非常に大満足だったのでまたリピートしてしまいそうである。

+6