大貫卓也展「ヒロシマ」

先日、銀座のクリエイションギャラリーG8へ行きました。

大貫卓也展「ヒロシマ」

SNSのタイムラインで知り、
そのビジュアルに一瞬で惹きつけられたのですが
AR技術による映像の凄みも加わって、実際の展示空間も凄い空気を感じます。

HIROSHIMA APPEALS
平和を願い世界に広く伝えるためのポスターキャンペーン。
1983年に亀倉雄策氏が第1作を発表してから、
毎年JAGDAを代表するデザイナー1名が制作されています。

2021年に制作された大貫氏の作品が、今年、亀倉雄策賞を受賞されました。

受賞された後、ロシアによるウクライナ侵攻が始まったため
ポスターを制作している時と、展示準備をしている時とでは気持ちが違った、
ということをトークイベントでお話されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、アンケートに答えるともらえるカード、4種類のうちの1枚。

ポスター同様、この小さなカードもAR技術による映像が観られます。
ちなみにスノードームは販売予定とのこと(ほしい)。
スノードーム、中身を取り出すと、まるで違う形になるそうで
この形に辿り着くまでのお話もとても興味深かったです。

入場無料、2022年8月20日まで開催されています。

ぜひ。

+5

TAROMAN

深夜、つけっぱなしにしていたTVから突如流れる不穏な歌。

「ばーくはつだ〜♪ばーくはつだ〜♪」

スマホから目を離しTVをみると、昭和感満載の特撮番組が始まっていた。
ウルトラマンのようなそのヒーローの顔は、よく観ると岡本太郎の作品、
太陽である。
岡本太郎の作品でこんな特撮ヒーローものがあったんだ〜、
となんとなく観始める。

内容もどことなくウルトラマン、
突如街に出現した奇獣をタローマンがやっつけるのだが、
観ているうちに不思議と惹き込まれてゆく。
とにかく独特なテンポで、自由すぎる展開が繰り広げられる。

私が観た第2話「自分の歌を歌えばいいんだよ」は、
他人から笑われようと自分の歌を歌えばいい、
他人の判断ばかり気にしていてはダメだ、と諭してくれる物語で
ほんのりじーんと心が温まった。

番組の最後にサカナクション山口一郎が登場し
当時夢中になったタローマンの思い出を語る、、のだが、
実は、昔そんな番組があったテイの完全なる新作。
全部で5分の番組で、岡本太郎の力強い言葉、画力強めのキャラクター、
テンポ良く適当に進むストーリー、いろいろ衝撃を受けているうちに
一瞬で終わるためか、じわじわクセになっている。

巷でもあまりの人気ぶりに、全10話が終わらないうちに
一挙再放送されるお知らせがあった。
(7/30土曜深夜1:00〜第10話放送後、連続再放送)

ぜひ。

TAROMAN

+6