3月は一年の総決算

企業の営業活動もそうだが、
学生達も3月は1年間の活動の総決算の時期。

卒業制作展もあちこちで活発だが、
在校生もコロナ禍の最中、なんとか学校に行きながら
時にオンラインでの授業、ほとんどがStay Homeでの制作活動をしながらも
例年と変わらない発表の場をなんとか開催にこぎつけている。

フライヤーのデザインもオンラインで共同制作
ネット印刷はもちろん変形や特色指定もお手のモノ。

卒業制作は表参道のSPIRAL。
皆川明や鈴木マサルの展覧会も多くやってるココは
テキスタイルデザインの聖地なのか?

でも、3年生はそこから徒歩圏で開催の選抜展。
インテリア、ファッション、環境デザイン…
生活に密接した布物のクラフトワークは身近でわかりやすい。

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時には好き勝手なグループ展も。
今回は日本画専攻の友人らとコラボしているそう。

恵比寿でなくてすみません。ここは渋谷区桜丘の3日間。
レンタル料は決して安くないが、4人で等分するそうだ。

自作のグッズもちゃっかりポップアップストアとして展開。
グループ展のSNS発信と併せて、グッズ販売も#タグ付け案内して、そこそこ売れるらしい。
来場者は親近者をはじめ高校の友人らが懐かしく訪ねてくるそうだ。
感染対策は開催者も来場者も常識的に行っている。

今春は、就職活動をし始める時期だけど、
仲間うちでは「起業してブランド作って、自分たちでデザインしたグッズを創って、
SNSでプロモーションして販売する会社創ろうよ!」なんて会話を耳にする。

DMの制作はグラフィック専攻でなくても朝飯前で、
今やSNSでセルフ発信して自分の作品(=課題でなく商品!)を
世の中に送り出している学生は結構いるようだ。

時代は進化してるね〜。

コロナ禍で世の流通系は大打撃!しかもファッションやアパレルといった業界では、
素材感の確認やフィッティングと接客サービスのどれもできなかった。

いわゆるZ世代と言われる学生達は、そんな三重苦を尻目に
スマホを片手に情報収集だけでなく制作&販売をスイスイこなしちゃうんですね。

明けない夜はない。
雨が上がれば 虹も出るって〜もんだ。

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