我が佐倉で毎年秋に行われる、
300年余りの歴史を持ち3日間開催で約20万人超が訪れる地元では有名なお祭り。
目玉は城下町の面影を残す通り沿いを練り歩く20基近くの山車や神輿。
中でも珍しいのは山車の頂上に天から降りてくる神様の目印となる人形があること。
江戸の名工の手によるものらしく、なんと山車の高さを変えられるカラクリも備ている。
このカラクリ、江戸時代の「天下祭」で神田神社・日枝神社の祭礼中、
江戸城内まで行列が運行するため、城門をくぐる必要があったので考案されたのだとか。
その天下祭で使われていたものを佐倉新町が明治期に購入、
現代に受け継がれ、今では電線や看板をくぐる際に上げ下げしている。
日も落ち提灯が輝く頃、祭りも熱を帯びてくる。
狭い通りを山車がギリギリですれ違う様は迫力満点。
女子が掛け声「エッサのコラさのエッサっさー!」と声を張り上げる姿が勇ましい!
初めて山車を見る娘も、
恥ずかしいのか控えめの「エッサのコラさのエッサっさー(声小)」
愛おしい。
初めて娘を連れて夜まで祭りを堪能し、充実感満載。
帰り道はひたすらおんぶとなったことは言うまでもない。
W.T
+8